水島 希 助教

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科学技術社会論・科学技術とジェンダー

現代の私たちの生活には、科学技術が深く浸透しています。日常生活だけでなく、人生のさまざまな局面や、人生観・生命観そのものにも関わってくる科学や技術。こうした科学技術を一般市民はどのように認識し、応答しているのか、それにより社会はどのように変化しているか。また、人々の認識や社会の変化によって科学技術はどのような影響を受けているかを研究しています。

特に生殖技術や家電製品といった女性に関わりの深い科学技術がジェンダー役割や生命観に与える影響や、また、東日本大震災後に生じた母親たちの放射線計測運動、1960年代に女性活動家たちが開発した手動中絶器具など、市民主導の科学知や技術が社会に与える影響に興味を持っています。私のもともとの専門は動物行動学/進化生態学なので、進化論や生態学が社会に与える影響も調査しています。

研究者は自分の研究領域に関しては「専門家」ですが、他の分野に関しては「非専門家」です。専門家と非専門家、両方の視点を持って科学と社会のあり方を考えることができる研究者の育成に寄与したいと思っています。

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代表的な論文、著書等

  1. 水島希「進化生物学」『よくわかるジェンダー・スタディーズ: 人文社会科学から自然科学まで』、ミネルヴァ書房、pp.160-161、2013.
  2. 水島希「技術と知をわたしたちの手にとりもどす: 原発事故後の放射線対策と女性」、女たちの21世紀、vol.67、pp.19-23、2011.
  3. 水島希「進化生物学とフェミニズム ─『ババァ発言』と『Y染色体論』を読み解く」、女性学年報、第29号、pp.1-24、2008.
  4. 水島希「月経吸引器Del-Emと女性の健康運動」、女性学年報、第27号、pp.97-118、2006.
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